第4回口頭弁論期日とオンライン学習会の報告


全国の僧侶や牧師、門徒や信徒ら249名の原告が、被告・日本原燃(株)に対して六ヶ所再処理工場の運転差し止めを求めている「宗教者が核燃料サイクル事業廃止を求める裁判(宗教者核燃裁判)」の第4回口頭弁論期日が、開かれました。前回の口頭弁論期日(21年10月7日)から9ヶ月ぶりです。

■2022年7月7日(木) 東京地裁103号法廷
13:30 開廷 103号法廷
 ・準備書面の口頭説明 原告ら代理人北村賢二郎弁護士 30分程度
   プレート間巨大地震における被告の地震動評価が不合理であること等
  (準備書面(11)〜(13)をパワーポイント資料を用いて説明)
 ・意見陳述  原告梅森寛誠さん(日蓮宗法運寺) 5分程度

■15:00〜16:30 講演&報告集会
講演「汚染水問題は海洋放出で解決?―放射性廃棄物対策の困難」
        六ヶ所再処理施設の大量、雑多、長期の放射能放出を考える
講師:澤井正子さん(核燃サイクル阻止1万人訴訟原告団事務局/元福島原発事故国会事故調協力調査員)
会場:聖アンデレ教会

資料 https://kakunensaiban.tokyo/wp-content/uploads/2022/07/07/sawai.pdf (42MB)

■澤井正子氏プロフィール
東京生まれ。チェルノブイリ原発事故を契機に始まった「反原発出前のお店」の活動に参加。1989年ドイツの高レベル廃棄物最終処分場予定地(ゴアレーベン)を訪れ、放射性廃棄物・プルトニウム問題と向き合う。1992〜2018年原子力資料情報室スタッフ、核燃料サイクル(再処理・放射性廃棄物)問題担当。2012〜2013年、福島原発事故国会事故調で協力調査員。2015年、オンカロ(高レベル処分場・フィンランド)、アッセ、コンラッド(低レベル処分場・ドイツ)を調査。現在、核燃サイクル阻止1万人訴訟原告団事務局。

報告集会


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